本サイトは、宮城大学 事業構想学群 太田研究室 が運営しています。
少子高齢化、労働力不足、医療介護費の増大など様々な社会課題に対し、地方創生、働き方改革、健康寿命の延伸、生涯学習社会の実現などに関して様々な取り組みがなされており、人工知能(AI), IoT(Internet of Things), 5Gなど情報通信技術によるデジタル・イノベーションも期待されています。
運動・スポーツや食生活、学習、働き方や生産性、身近な人や地域の人とのつながりやコミュニケーションなど、様々な分野の活動の主体は一人ひとりであり、ありたい姿としての目標やこれまでの習慣はそれぞれ異なります。健康、学習、働き方、コミュニケーションにおける行動をありたい姿に変えていくためには、継続し、習慣を変えることが必要ですが、三日坊主という言葉の通り、日々の習慣を変えることは簡単ではありません。
そこで目標となる行動の継続を助け、避けたい行動を弱める「行動変容支援」を行い、楽しく無理なく続けられるように「習慣化」することが重要になります。常に身につけているスマートフォンを通してタイムリーにその人に合わせた情報の提示や行動を推薦するなど、デジタル技術を活用することができます。
本研究室は、**「一人ひとりに寄り添う習慣化デザイン」**をビジョンとして、デジタル技術を活用した行動変容支援の研究に取り組んでいます。ありたい姿としての目標行動の継続を助け、個人や地域社会のウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること)の向上に貢献します。
本研究のアウトリーチ活動の一つとして、国内外の研究成果や書籍、習慣化に役立つアプリやサービス、社会における様々な習慣化の取り組みをわかりやすく紹介します。日常生活で習慣化デザインを活用していただけますと幸いです。
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